今日もまた、「部屋」に新たな住人がやってきたようです。
ふわふわした布にくるまれて、なにかが居るみたいですが……?
「この子はカワイイけどちょっと怖い、『こわカワイイ』感じ(笑)
タイムカプセルみたいな、閉じ込められた時間の感覚のイメージなんだよね」
と弥生さん。
“この子”、弥生さんは天井から吊る予定で持ってきたそうなのですが、
いったん木の机に置いて、本日の作業について段取りを話しながらふと全体を見てみると…
「なんだかこの位置ですごくしっくりきちゃったかも!」
ひとまずこの机の上が今日の定位置ということになりました。
弥生さんが過去に作成したキャプションもいくつか持参。
作品を制作する中でイメージする物語が書き込まれています。
こっそりと柱の裏側にも。
誰か気づいてくれるかな?
また、前回壁面に立てかけるように一度飾ったこちらの絵画作品。
「あえて立てかけておくのも悪くないけど、壁にかけるのもアリだよね…どっちがいいかなぁ」
実際に壁へあてて、見え方を比べながら思案…。
いくつかのパターンを一緒に見ていた辻野シニアディレクターは
「うーん、下に置くと『物』になる!」
正解も不正解もない、感覚の探り合いをしながら作業は進みます。
弥生さんがかつて制作して家に飾っていたもの、なんだか気に入っているもの、ちょっといいかもと思って買ってみたもの…。
作業場であるイベントスペースにそういった品々が集まって、「部屋」で少しずつ各々の居場所を見つけていく。
そんなクリエイションの中では、弥生さん自身も思ってもみなかった発見があるそうです。
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「そこなのか!」「そうか、キミはそこに来たかったのか!」って。
ここに持ってくるまでは全然違うことを思ってたのに(笑)
何もないところに何かを置くから、物語がはじまる。
もの同士、お互いに緊張感がある。
一つひとつは偶然なんだけど、でもつながっていて
時間が経つとなじんできて、そうだと思ってなかったものが「そう」だったり。
前回「忘れ物をしちゃった。でも、何を忘れたのかも 忘れちゃった」ってフレーズが出たけど、これも探し物の途中だね。
「生きてるうちに思い出そう」
「今だよ」
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